Zabbix 5.0をCentOS8+MySQL8+nginxに入れてみた
Zabbix 5.0LTSが公開されたので早速、CentOS8 + MySQL8 + nginxの組み合わせでインストールしてみました。
が、公式のダウンロードページに行くと、OSやミドルウェアを選択するとインストール手順(ミドルウェアはインストール済み前提)がぱっと出る素敵仕様なので、全体の手順は割愛します。
なので、今回は自分的に必要だった部分を補足として記録しておきます。
1.MySQLのユーザ作成
公式の手順中、MySQLのユーザ作成がMySQL8だと実行不可能なコマンドに仕様変更しているので、以下の手順で作成します。
mysql> create user 'zabbix'@'localhost' identified by 'password'; mysql> grant all on zabbix.* to 'zabbix'@'localhost'; mysql> flush privileges;
2.nginxの待ち受け設定
nginxの設定ですが、公式には「/etc/nginx/conf.d/zabbix.conf
のコメント外して待ち受けポートとサーバ名を変えてね」と記載されています。OS新規インストールの場合、80のまま待ち受けるには/etc/nginx/nginx.conf
にデフォルト設定が入ったままだと思うので、そちらの設定を外すのを忘れないようにしましょう。そして、nginxの再起動を忘れずに。
3.GUIの日本語化
公式の手順では日本語が含まれておらず、Zabbixのユーザ設定から日本語を選択出来ないと思います。
その場合はzabbix-web-japanese.noarch
をインストールしてみましょう。
$ dnf install -y zabbix-web-japanese.noarch $ systemctrl restart zabbix-server
ビックリするほど簡単にインストール出来ましたね。
ただ、DBの文字コードがutf8mb4
ではなくutf8
なので公式の手順を見ずに実行する時は注意しましょう。